概要

設立の趣旨

徒手理学療法部門では、国際徒手理学療法連盟(IFOMPT)の教育基準に準拠し、

  1. クリニカルリーズニングに基づき、
  2. 運動療法を含む徒手的治療手技を用い、
  3. 神経・筋・骨格系のコンディションをマネジメントする理学療法の専門分野として、
  4. 科学的・臨床的に有効なエビデンスと対象者における生物心理社会的な背景を考慮し、
  5. 包括的な理学療法を実践するための教育

 を行います。

徒手理学療法の定義

徒手理学療法とは、『臨床推論に基づき徒手的治療技術と運動療法を含む高度かつ個別の治療アプローチを使用して、神経・筋骨格系機能のマネージメントを行う理学療法の専門領域』です。科学的および臨床的に有効なエビデンスと個々の患者の生物心理社会的背景を考慮し、包括的な治療を実践します。
(IFOMPTホームページ OMPT Definitionより:http://www.ifompt.org/About+IFOMPT/OMPT+Definition.html)
 

IFOMPT

IFOMPT (International Federation of Orthopaedic Manual Physical Therapists:国際徒手理学療法士連盟) とは、神経および筋骨格系領域の理学療法に関する厳格で特殊な卒後教育プログラムを終えた、徒手理学療法士の国際的なグループです。世界理学療法連盟(WCPT:World Confederation for Physical Therapy)のサブグループとして、「徒手理学療法士のための臨床・学術的な向上と統合の国際的促進」を目的に1974年に形成されました。IFOMPTへの加盟は国単位であり、IFOMPTの基準に基づいた教育プログラムを実施していることが求められます。我が国においては2008年にオランダで開催された国際会議にて正式加盟が認められ、JFOMPT (Japanese Federation of Orthopaedic Manipulative Physical Therapists)として登録されています。
 
 

運動器徒手理学療法認定士とJFOMPT

運動器徒手理学療法認定士(Orthopaedic Manual Physical Therapists : OMPT)とは、IFOMPTの基準を満たす500時間以上の教育を受け、認定試験に合格した理学療法士を指します。一般に徒手理学療法士と呼ばれます。徒手理学療法部門では国内における組織の整備をすすめ、JFOMPTとして国内におけるOMPTの登録を行っています。
 

主な領域

  1. 身体の状態に応じた、身体の構造的・機能的アプローチ
  2. 構造的アプローチは、各系別の評価に基づき実施
  3. 各系は、感覚器系、リンパ系、結合組織(非収縮組織)と筋系、関節系、神経系、内臓系など
  4. 整形外科領域、スポーツ外傷・障害領域のみならず、構造的に問題のある患者すべてを対象とし、疾患は問わない

徒手理理学療法部門における研究活動

登録会員数(2018年5月1日現在)

7,696名