代表運営幹事挨拶

昨今の義肢装具、福祉機器、ロボットや再生医療等の技術革新は目覚ましく、これらの発展は高齢者や障害を有する対象者に多くの恩恵をもたらすことは間違いありません。リハビリの究極の目標は、個々の生活を基盤とするライフスタイルの再構築にあります。理学療法士として対象者の生活を多面的に捉え、適切な情報提供と支援の実践が重要となりますが、これらの使命を担っているのが当学会です。臨床から生活場面までの幅広い領域を対象として研究や支援領域に関わるアカデミズムを追求するために年1回の学術集会を開催しています。特に脳科学に基づくロボティックス技術は当学会の重要な領域の一つであり、理学療法士による独自の研究成果や義肢装具の持つ運動療法への効果、福祉用具、シーティングを含む車いす、障がい者スポーツや地域における支援工学の展開等、多くの発表を期待しています。関連する他の分科学会との共同開催等も視野に入れながら、その責を果たして行きたいと考えています。一人でも多くの会員諸氏が当学会に参画し、共に活動して頂けることを切望しています。
 

2017年8月
日本支援工学理学療法学会
代表運営幹事 大峯三郎