第9回日本支援工学理学療法学会学術大会


日本地域・支援工学・教育合同理学療法学会学術大会2020

本学術大会は以下の学術大会と合同で開催いたします
第7回日本地域理学療法学会学術大会
第9回日本理学療法教育学会学術大会
第3回日本理学療法士学会理学療法管理部門研究会

学術大会長 挨拶

 本学術大会は「日本地域・支援工学・教育合同理学療法学会学術大会2020」の名のもとに日本支援工学理学療法学会学術大会で初の合同開催となります。開催時期である2020年は社会保障の一つのターニングポイントとなる2025年を目前に控えた時期であり、合同学術大会では「2025年に向けた理学療法の展望」をテーマとしております。
 現在、地域包括ケアシステムの構築が進み、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるように各地で取り組みが実施されております。義肢、装具、福祉用具などは自立支援に必須であり、支援工学の領域も地域包括ケアシステムの構築に寄与することは疑いようのないことだと考えております。さらに、ロボティクスやICTなどの先進技術の開発も目覚ましく、更なる発展が期待できると感じております。
 一方、日本支援工学理学療法学会で実施した施設代表者を対象とした調査では、義肢・装具・福祉用具のそれぞれの卒前教育について知識・技術ともに65%以上の方が「やや不十分」もしくは「不十分」と回答され、卒後教育についても60%以上の方が「やや不十分」もしくは「不十分」と回答されております。また、備品の設置状況は、プラスチック短下肢装具で60%未満、金属支柱付短下肢装具で40%に満たない状況で、福祉用具においては業態により異なるという結果でありました。調査結果以外にも、地域では装具のフォローアップが十分になされず、耐用年数を過ぎた装具や破損のみられる装具を使用しているという声が聞かれます。
 このような現状を踏まえると、卒前・卒後教育の充実や地域でのフォローアップ体制の構築、さらには先進技術の導入や備品の充実など、数多くのことが課題になると考えております。本学術大会がこれらの課題に対する解決策を構築する一つの機会になればと考え、学会テーマを「未来につなげる支援工学の構築」とし、演題発表の他に様々な教育講演、地域課題に関するシンポジウム、先進的な内容の特別講演を企画いたしました。一方、これらの課題解決は本学会単独では困難と考えております。卒前教育であれば日本理学療法教育学会、卒後教育や備品の充実に関しては理学療法管理部門、地域での課題については日本地域理学療法学会と手を取り合って取り組むことがより効果的と考えております。幸いにして今回はこれらの学会・部門との合同開催となり、上記の課題を一緒に考える機会になると思います。演題発表や他の分科学会・部門の企画にもご参加いただき、様々な視点から皆様の日々の活動に役立てていただければ幸いと考えております。
 会場は緑も豊かな埼玉県立大学となっております。心地よい環境の中、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

第9回日本支援工学理学療法学会学術大会
学術大会長 宮原 拓也


 

テーマ 未来につなげる支援工学の構築
会 場 埼玉県立大学(埼玉県越谷市三野宮820)
会 期 2020年11月7日(土)〜8日(日)
学術大会長 宮原拓也(上尾中央医療専門学校)
準備委員長 中野克己(埼玉県総合リハビリテーションセンター)
プログラム ◎特別講演
 ・理学療法を支援するロボットの開発と活用
  講師 田辺 茂雄 (藤田医科大学)
      司会 宮原 拓也 (上尾中央医療専門学校)

◎シンポジウム
 ・多職種で行う地域での装具フォローアップの実際
  医師   :窪田 浩平   (川口工業総合病院)
  理学療法士:阿部 紀之 (袖ヶ浦さつき台病院)
  義肢装具士:新藤 善之 (浦和義肢装具製作所)
  ケアマネージャ :内田 英一   (間柴グループ)
  司会 中野 克己(埼玉県総合リハビリテーションセンター)

◎教育講演
 ・運動療法の効果を引き出す装具の使い方
  講師 加辺 憲人(船橋市立リハビリテーション病院)
  司会 中村 学(東神奈川リハビリテーション病院)

 ・生活に合わせた車いすの調整と評価
  講師 杉山 真理 (河北総合病院)
      司会 白銀 暁(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)

 ・福祉用具が生活を変える
  講師 加島 守 (高齢者生活福祉研究所)
      司会 河添 竜志郎(株式会社 くますま)

 ・フットケアに対する義肢と装具の活用
  講師 榊 聡子 (春日部中央総合病院)
  司会 調整中

 ・セレクション演題・一般演題

◎その他に合同学術大会企画や他の分科学会・部門の企画も予定しております
主 催 日本支援工学理学療法学会
(共催)日本地域理学療法学会・日本理学療法学会教育学会・理学療法管理部門
演題登録 2020年2月上旬頃から開始予定
事前申し込み 2020年2月上旬から開始予定
参 加 費 会員 事前登録   7,000円
会員 当日登録   9,000円
非会員 理学療法士 19,000円
非会員 他職種   5,000円
学生        1,000円
問い合わせ 中野 克己(埼玉県総合リハビリテーションセンター)
Email: nakano.katsumi@pref.saitama.lg.jp 


 

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