代表運営幹事挨拶

日本の小児理学療法は先人に恵まれています。療育の概念を発された整肢療護園の高木憲次先生、重度な知的障害の子ども達を「世の光」とメッセージした現びわ子学園の糸賀一雄先生、重症心身障害児を「この子は私である」と献身した島田療育園の小林提樹先生などの行いによって小児理学療法が歩みだしたといえます。その伝統を受け継ぐ形で、日本の小児理学療法は子ども達のために純粋に熱心に取りくまれてきた歴史が形成され、成果も生まれてきました。一方で、小児理学療法に従事する理学療法士が拡大していかないという問題も生まれてきました。その原因は、小児理学療法の困難性、特殊性が強調されて認識されてきた側面が否定できません。その結果、どの施設や病院でも子どもたちが理学療法を受けることができるという点では、制限がある状態にあります。この状況は少しずつ改善してはいますが、まだ他の疾患並みではありません。小児理学療法学会は、学術活動によって小児理学療法をわかりやすく伝えることを通じて普及していきます。

2015年4月 
日本小児理学療法学会 
代表運営幹事 中 徹 

日本小児理学療法学会 <br>代表運営幹事 中 徹<br>群馬パース大学<br>保健科学部<br>理学療法学科<br>学科長 教授

日本小児理学療法学会
代表運営幹事 中 徹
群馬パース大学
保健科学部
理学療法学科
学科長 教授