COPD患者

研究概要
フレイル・サルコペニアを合併するCOPD患者の理学療法レジストリ
 
目的
COPDに対する呼吸理学療法(呼吸リハビリテーション)施行患者のフレイル・サルコペニアの合併、経過、理学療法の効果を探索するとともに、理学療法士によるCOPDに対するリハビリテーションに関する診療情報を収集し評価する。
 
対象
COPDにて「呼吸理学療法/呼吸リハビリテーション」を施行する方
・呼吸理学療法:呼吸理学療法標準手技に沿う
・呼吸リハビリテーション:呼吸リハビリテーションステートメントに沿う
 
(1)選択基準
1)COPDと診断された20歳以上の方(受診区分:入院もしくは外来(通所を含む))
但し、外来患者(通所者)は安定期とする。
2)リハビリテーション処方依頼があり、理学療法士による介入のある方
 
(2)除外基準
1)入院前に寝たきりの状態にある方
2)研究分担者が不適当と判断する方
 
データ収集と登録
選択基準に合致し、除外基準に抵触しないことが確認された対象者の以下データを収集し、中央登録する。
 
1.入院中患者については理学療法開始時と終了時のデータを収集する。
1)対象者の人口統計情報
居住都道府県・性別・年齢・職業有無・入院前居住・介護認定状況
2)疾患に関する臨床情報
COPD診断日・COPD病期・肺機能検査・COPD以外の呼吸器疾患・併存疾患・喫煙歴・血液ガス値・血液生化学検査値
3)入院経過に関する臨床情報
入院日・退院日・転帰・ICU在室有無・手術有無・・呼吸補助治療・吸入薬使用・理学療法基本情報(開始日・終了日・中断有無・理学療法以外のリハ実施・外来での理学療法継続予定)
4)理学療法に関する臨床情報
4)-1.入院前の機能状態(ECOG PS,CFS,SARC-F)
4)-2. 理学療法開始時および終了(退院)時評価項目
①理学療法の実施区分と場所②呼吸困難(mMRC)③身体組成(身長・体重・下腿周径)④運動機能(SPPB・握力・(可能者)6分間歩行距離) ⑤移動手段⑥活動能力⑦身体的フレイルスコア(CFS)⑧サルコペニアスコア(SARC-F)⑨ADL(FIM又はBI)⑩QOL(CAT)⑪計測機器が整備されている施設では、超音波診断(大腿部筋厚・筋輝度)・身体組成(体脂肪率・SMI)・運動機能(膝伸展筋力)を追加してデータ収集する。
5)入院中リハビリテーション診療報酬情報
 
2.症状が安定しているCOPD患者に対して外来/通所での理学療法(リハビリテーション)時のデータを収集する。
1)対象者の人口統計情報
居住都道府県・性別・年齢・職業有無・入院前の居住・介護認定の状況
2)治療に関する臨床情報
COPD病期・併存疾患・HOT・吸入薬の使用・血液検査・肺機能検査
3)理学療法に関する臨床情報
①移動手段②呼吸困難(mMRC)③身体組成(身長・体重・下腿周径)④運動機能(SPPB・握力・6分間歩行距離・通常歩行速度⑤身体活動量(GPAQ)⑥身体的フレイルスコア(CFS・J-CHS)⑦サルコペニアスコア(SARC-F)⑧ADL(FIM又はBI)⑨QOL(CAT)⑩計測機器が整備されている施設では、超音波診断(大腿部筋厚・筋輝度)・身体組成(体脂肪率・SMI)・運動機能(膝伸展筋力)を追加してデータ収集する。
 
目標症例数  5000例
研究期間   研究期間:倫理委員会承認日~令和5(2023)年3月31日
 
 
問合せ
日本呼吸理学療法学会 研究事務局
jsrpt@outlook.jp
関川清一
(広島大学大学院医系科学研究科)