2015.04.28

代表運営幹事挨拶

日本呼吸理学療法学会のホームページへようこそ!
 
「呼吸理学療法にかかわる臨床と研究,教育活動を推進し,呼吸理学療法を普及・発展させることで,国民の健康の維持・向上に寄与する」
 
日本呼吸理学療法学会は,上記のミッションを達成するために日本理学療法士学会の分科会学会の一つとして2013年に設立されました。2年目のまだまだ若い学会ですが,すでに4,590名もの会員の皆様に登録をいただいております。また,昨年は高橋仁美学会長のもとで第1回日本呼吸理学療法学術集会を開催し,当方の予想を超えて大変多くのご参加をいただくことができました。まずこの場をお借りしまして,登録会員の皆様のご理解とご協力に心から感謝を申し上げる次第です。誠にありがとうございます。
 
さて,呼吸理学療法は急性期から慢性期,外科系から内科系,小児から高齢者,集中治療室から在宅,医療から介護,と極めて多岐にわたる様々な場面で適用されています。さらに治療的,予防的,指導的,環境適応的な介入方法があり,その多様性は理学療法の領域全体の中でも群を抜いているであろうことは大きな特徴です。これは呼吸理学療法の必要性が高く,応用性に優れるという反面,安全性の問題,加えてその有効性を客観的かつ科学的に示すことが難しいといった問題にもつながっています。実際,呼吸理学療法の中には科学的な効果が十分証明されている手段や手技とともに,経験的に用いられているものも少なくありません。高橋仁美・前運営代表幹事が強調しておられましたとおり,現在の呼吸理学療法をさらに突き詰めて,科学的方法論をもって批判的に吟味する必要があります。科学性に裏打ちされ,時代のニーズに柔軟に対応できる体系作りも行っていくことを本学会の継続的な課題として取り組んで参りたいと存じます。また,それと同時に呼吸理学療法の対象者となる方々が,日本中のどこでも等しくその恩恵を受けることができるよう,標準化にもとづいた知識と技術の提供を学会として適切な方法で会員の皆様に提供できるように努めて参ります。またその教育のあり方,臨床力の向上のサポートについても学会として取り組んでいきたいと存じます。
 
本学会は当面,学術集会の開催を活動の中心として,上記に取り組んでいく所存です。日本理学療法士学会をはじめ,日本呼吸器学会,日本呼吸ケア・リハビリテーション学会,日本集中治療医学会,日本呼吸療法医学会をはじめとする関連学会との連携や協働も深めながら,健全な形で呼吸理学療法の発展を目指していきたいと存じます。しかしながら,なにぶん走り出して間もない学会ですので,運営や活動の基盤作りに奔走している状況で,現在は会員の皆様諸氏のご期待に十分に応えることができておりませんことをご理解いただきたいと存じます。幸いフットワークの軽い,アクティブな気鋭の運営幹事が力を合わせて活動しており,少しずつ目指すべき方向に確実に進んでおります。理想は高く,本学会の活動が医療関係者とわが国の医療の質の向上に寄与し,国民の皆様の健康の維持・向上に貢献していきたいと考えております。皆様のご理解ならびにご支援,ご協力を引き続きお願い申し上げる次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 

2015年8月 
日本呼吸理学療法学会 
代表運営幹事 神津 玲 

日本呼吸理学療法学会<br>代表運営幹事 神津 玲

日本呼吸理学療法学会
代表運営幹事 神津 玲