代表運営幹事挨拶

 日本予防理学療法学会は、疾病や障がいの発生と再発の予防に関する学術的、技術的発展を目指した学会です。学術集会では理学療法士に限らず、多くの専門家が集い議論を交わすことによって、疾病や障がい予防に関する英知が集積していくことを願っています。日本の社会保障費は膨らみ続け、国民の生活を圧迫しています。今後の高齢化率の上昇を考えると国民の健康寿命の延伸が重要であり、そこに日本予防理学療法学会で集積された知見が役立つ日が必ず来ると思います。会員の皆様の研鑽と情報発信をよろしくお願い申し上げます。
 日本予防理学療法学会で扱われる研究範囲は広く、基礎研究や臨床研究、地域での実践報告や事例検討など、疾病や障がい予防に関して多角的な視点と方法論によって問題の本質を明らかにしようとしています。違う専門分野の方の意見を聞くことで、自分の視野を広げることができますので、ぜひ多くの皆様からの研究発表と学術集会への参加を期待しております。
 また、すぐに実現可能かどうかわかりませんが、日本予防理学療法学会から国の社会保障制度設計に役立つような新たな知見を報告していきたいと考えています。そのためには、大規模研究が必須となりますので、会員の皆様のご指導とご支援をよろしくお願い申し上げます。

2019年6月
日本予防理学療法学会
代表運営幹事 島田 裕之