第2回日本予防理学療法学会サテライト集会

第2回 日本予防理学療法学会サテライト集会
テーマ 再発予防に関する理学療法士の取り組み
期日 2017年3月5日(日)
会場 名古屋学院大学
集会長 笹野 弘美
抄録集 PDFファイル

第2回日本予防理学療法学会サテライト集会レポート
 
早春晴れやかな、去る3月5日(日)に名古屋学院大学名古屋キャンパスにて第2回予防理学療法学会サテライト集会を開催いたしました。「再発予防に関する理学療法士の取り組み」というテーマの下に、指定演題6題、一般演題13題、シンポジウムを行いました。指定演題、一般演題では具体的な取り組みの報告や、萌芽的研究報告、シンポジウムではエビデンスに基づきながら再発予防を実践されている3名の先生のハイレベルな発表を聞くことができました。いずれのセッションでも演者、座長や司会、会場が三つ巴となり熱い議論が交わされました。学術活動とはかくあるべきであると、感動しました。
 
集会準備においては、笹野集会長と筆者の2名からスタートして、愛知県内の6名の先生にも参加していただき、合計8名で準備を行いました。準備委員会の連絡として利用したサイボウズでは128のスレッドが立ち、各スレッド内で多くのやり取りを行いながら準備をしていきました。毎日、朝、昼、夜にサイボウズからの通知が届き、報告、連絡、相談、確認を送りまくりました。準備委員会の汗と涙(?)の結晶である「抄録集」は、躍動感のある花びらを思わせる華やかな表紙になりました(第1回は新緑を思わせる爽やかな表紙)。集会長の笹野先生のイメージにも重なり良い仕上がりになったと思います。
 
予防理学療法は、我が国の超高齢化社会問題に対する、重要な解決手段の一つであると思います。多くの国民の健康寿命を少しでも伸ばしていくために、各自が具体的に行動しなければなりません。予防理学療法学会は、解決手段や具体的行動を共有し、各自の活動をより向上させるための重要な場になることを実感しました。
 
最後に、本集会の運営に際し、多くの連絡・確認に迅速に対処いただいた理学療法士協会事務局の方々、アドバイスいただいた運営幹事の先生、予防理学療法要論などの販売ブースを準備していただいた医歯薬出版に感謝申しあげます。
 
第2回予防理学療法学会サテライト集会
準備委員長 平井達也(いしい外科三好クリニック)