COVID-19に関する情報(新興感染症の歴史)4
4)SARS
項目 | 国内外 | 内容 | 出典 |
流行時期 | 国内 | なし | 国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../414-sars-intro.html |
海外 | 2002年11月~2003年4月 | ||
感染経路 | 国内 | なし | 国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../414-sars-intro.html |
海外 | 飛沫および接触(糞口)感染 | ||
主な流行地域 | - | 中国南部安東省、北半球のインド以東のアジアとカナダを中心に、32の地域や国 | 国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../414-sars-intro.html 厚生労働省SARS関連情報 www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku/index.html |
主な臨床症状 | 国内 | 潜伏期は2~10日、平均5日。第1週に発熱、悪寒、筋肉痛など。インフルエンザ様症状。第2週に非典型肺炎へ進行し、咳嗽、呼吸困難、水溶性下痢を発症する。 | 国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../415-sars-intro.html 厚生労働省SARS関連情報 www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku/index.html 厚生労働省関西空港検疫所 www.anzen.mofa.go.jp/sars/basick.html |
海外 | |||
終息までに要した期間 | 国内 | なし | 国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../414-sars-intro.html |
海外 | 6ヶ月 | ||
致死率 | 国内 | 0% | |
海外 | 9.6% 感染者の年齢、基礎疾患、感染経路、曝露したウイルスの量、国によって大きく異なる。全体としてはおよそ9.6%(2003年9月)と 推計されているが、24歳未満では1%未満、25〜44歳で6%、45〜64歳で15%、65歳以上で50%以上となっている。男性であること、基礎疾患 の存在も高致死率のリスク因子とされている。SARSの可能性があると判断された人のうち、10〜20%が呼吸不全などで重症化しているが、80〜90%の人は発症後6〜7日で軽快している。1カ月以上人工呼吸治療を続けても死亡する例がある。 |
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感染者数 | 国内 | 0人 | 国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../414-sars-intro.html |
海外 | 8096人(2002/11/1-2003/7/31) | ||
主な対策 (現在行われている予防策も含む) |
国内 | 有効な根治療法は確立されていない。患者の早期探知と隔離以外には予防措置はない。 一般的な予防として手洗い、うがい、マスク着用、体力や免疫力の増強をはかり、人込みへの外出を控えるなどがあげられる。 |
国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../414-sars-intro.html 厚生労働省SARS関連情報 www.mhiw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku.../index.html 厚生労働省関西空港検疫所 www.anzen.mofa.go.jp/sars/basick.html 感染情報センター https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html |
海外 | |||
発生から終息までの経緯の要約 | 国内 | 2002年11月~2003年6月20日までに、日本国内の症例報告総数は、68例(疑い例52例、可能性例16例)でしたが、すべて否定された。 | 国立感染症研究所資料 www.niid.go.jp/niid/ja/.../415-sars-intro.html 厚生労働省SARS関連情報 www.mhiw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku.../index.html 厚生労働省関西空港検疫所 www.anzen.mofa.go.jp/sars/basick.html 感染情報センター https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html |
海外 | 2002年11月16日に、中国南部広東省で報告、2003年3月12日にWHOから「グローバルアラート」が出され、同年7月5日に終息宣言が出された。 |