目次(掲載順)2014年

2014.12

2014.11

2014.10

  • 身体自己意識の空間的視点

    【論文の概要】背景 日常生活では、身体と自己意識は空間の一つの位置に統一されている。身体は常にあり、知覚の分離した対象ではないため、身体自己意識はどの感覚機能が手がかりになっているのかについて、経験に基づく研究では証明が難しい。しかし、体外離…

  • 直流前庭刺激は無視における病的な右方線分二等分の誤りを減少する -偽刺激対照試験

    【論文の概要】背景 過去の研究において、空間無視に対する治療法は複数報告されている。その中に、カロリック前庭刺激(Rode,Perenin,Honore&Boisson,1998)は、線分二等分を含む複数の無視症状を変化させるという報告がある。カロリック前庭刺激は前庭系を賦…

2014.9

  • 高齢者における下肢Muscle Qualityと歩行のばらつき

    【論文の概要】はじめに 加齢により動作のばらつきが増加することは知られている。特に、高齢者の歩行におけるばらつきの増加は転倒や移動能力障害などと関連性がある。運動時の加齢変化や運動機能のばらつきに関する報告は多数あるにもかかわらず、そのメカニ…

  • 人工膝関節単顆置換術(UKA)施行患者における歩行の初期接地時の非対称な膝関節荷重

    【論文の概要】背景 初期接地時の膝関節にかかる接触力の増加は変形性膝関節症(以下、膝OA)を進展させるものである。先行研究では、初期接地時の下肢は衝撃が生じながら運動連鎖が働くとされ、過度の衝撃力は膝OA等の病態や原因として示されている。また、人…

2014.8

  • 脳性麻痺児におけるFive-times-sit-to-stand testの信頼性と併存的妥当性

    【論文の概要】背景 立ち座りの運動は、子どもの発達を診ていく上で重要な指標の一つであり、日常生活の自立や移動能力の発達において最も重要な要素の一つである。立ち座りのテストは、過去に機能的な下肢筋力の評価として行われてきた。繰り返しの立ち座りの…

  • 股関節・膝関節置換術後の入院リハビリ期間が延長するリスクの予測

    【論文の概要】背景 股関節・膝関節置換術後の入院期間は近年短縮されてきているが、これには回復期施設への転院数の増加が関係している。自宅に退院するか回復期施設へ転院するかの判断は、術後の経過が一様でないにも関わらず、術後早期に決定することが求め…

2014.7

2014.6

2014.5

2014.4

  • 慢性腰痛患者における特定部位と非特定部位への脊椎徒手療法の即時効果

    【論文の概要】背景 脊椎マニピュレーションは、腰痛患者に対する有効な治療法であるとされているが、その理論とメカニズムについては議論の最中である。一般的に、徒手療法士は腰痛患者に対して脊椎のどの部位にマニピュレーションを施行するべきかを重要視し…

  • 運動イメージの正確性における疲労プロトコールの影響

    【論文の概要】背景 筋疲労は身体運動中に生じる最大随意力の低下を引き起こす。長時間の運動後に生じる筋疲労や中枢性疲労,神経筋機能の変質に関する研究は多く行われているが,筋疲労が一致タイミング反応(coincident timing response)の調整や運動イメー…

2014.3

2014.2

2014.1

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