これまでに寄せられたQ&A集です。
公共の手すり等は、「特別な器具」にはなりません。
時々使用する場合は、「補助具の使用あり」としてください。
引っ張って持ち歩くものは、バッグと同義と考え、「補助具ではない」と考えてください。
特別な状況は除いて答えてください。
半分自分で運転しているのであれば「他者の助けの必要なし」ですが、いつも運転してもらうのであれば、「必要あり」としてください。公共交通機関を利用した場合も同様です。
この場合は、「助け」ではないので、「必要なし」としてください。
「タクシー」は公共交通機関とみなし、自立して使えれば「他者の助け」はなし、になります。例えばタクシーの運転手が、シルバーカーの出し入れを手伝った等は、「他者の助け」となります。
入りません。
ばらばらの頻度になったとしても、LSA自動計算表(エクセル)で自動修正されます。手計算するのであれば、同じ頻度か減少といった回答となるように誘導したほうがいいと思います。例としては、町内は行かないけど町外なら行くと答えた場合には、「町外に行く際には町内を通過していますから町内への頻度も町外と同様ですね」といった感じです。
aで「いいえ」を選べば、自動計算で0点になるようにしてあります。申し訳ありませんが、aが「いいえ」の場合、c~dは、どこかにチェックを入れていただければと思います。
3年に渡る調査から、現場の意見等を参考にし、一部便宜的に表現を変えています。研究などで用いる場合は、原文どおりの使用をお勧めします。
家族、血縁関係、婚姻関係です。よって、娘や配偶者の兄弟も含まれますが、「同居している場合」は含まれません。
生活のひろがりについていえば,ADLとは関連はあり,相関の規模は0.2-0.5くらいです。
E-SASを使用するのに許可は必要ありません。論文等の参考文献には、本研究事業の報告書名を記載いただければ結構です。
要介護者にご使用いただくことは特に問題はありません。ただ基準値は、要支援者のデータから計算されたものですので、御注意下さい。
本人しかできないことは「ころばない自信」と「歩くチカラ」で、それ以外は他者でも情報収集できるのでE-SAS個別シートの利用自体は可能です。記録シートとしてご活用ください。(E-SASシートは得られた評価だけでもレーダー線が現れます)
本人の認知力が求められるのは「ころばない自信」と「歩くチカラ」(と「人とのつながり」)で、MMSE正常範囲(24点以上)が求められるでしょうというのが一般的な説明になるかと思います。
紹介、使用していただくことに制限はございません。ただし、社)日本理学療法士協会と明記いただくようお願い致します。(介護予防関係者の皆様へ 【PDF:70KB】)
初期評価の時点で、問題を見極め、プログラムに反映し、3か月後の再評価で、どのような変化が得られたかを、機能的な評価結果も含めて、本人や家族、ケアマネにフィードバックしてはいかがでしょう。初期評価の段階でも、評価結果や目標を共有する意味でフィードバックされてもよろしいかと思います。
E-SASは、当協会で段階的な実証研究を積み重ねた結果として開発されたもので、また、会員外の皆様にも広くご利用いただいておりますので、原則として原版様式でご活用いただきたいと思っております。
ただし、個々の責任でカスタマイズされる場合は,以下の点をお守りください。
1.変更した旨を記載
カスタマイズ後に利用する場合は、(公社)日本理学療法士協会のE-SASを変更した旨を記載して、変更者の責任のもとで使用する。
2.個人使用
カスタマイズしたシートに独自の名称を附したり第3者に提供しない。
3.学会発表の際の取り扱い
①カスタマイズしたシートを基に研究や事業を行い、学会発表等(事業報告書含む)でE-SASを表示する際には、原版様式を用いることとする。
②E-SASもしくはカスタマイズしたE-SASを利用することで得られる6指標それぞれのデータはもともと独立した尺度であるので、一般の研究データ・事業データと同様の扱いとする。
(E-SASの6指標はもともと独立した尺度であるので、個々の尺度に関するデータの解析法や表現法は各尺度の出典元による。また、被験者や利用者からのデータ収集や管理は,研究倫理や各事業機関が定める個人情報保護方針などにしたがって扱われるべき性質のものであるため、カスタマイズしたE-SASのデータも同様の扱いとする。)